Transformerの一覧
最終更新: 2024-01-13対応バージョン: v0.5.0
JsonPathQuery
入力の型: Object
出力の型: JSON
追加オプション: query: JSON Path
入力のオブジェクトから、queryに指定したJSON Pathに合致する要素のうち1つを取り出し出力する。
JsonPathQueryAll
入力の型: Object
出力の型: Array
追加オプション: query: JSON Path
入力のオブジェクトから、queryに指定したJSON Pathに合致する要素をすべて取り出し出力する。合致する要素が1つだったとしても出力の型はArrayになる。
Reloader
入力の型: StringまたはBytes
出力の型: 様々
追加オプション: loader: いずれかのLoader
入力の文字列またはバイト列を指定したloaderに読み込ませる。loaderの出力がそのままReloaderの出力となる。
TemplateRenderer
入力の型: JSON
出力の型: String
追加オプション:
template_key: 文字列current_directory:{type: EntryDirectory}または{type: Path, path: (文字列)}
入力のオブジェクトをテンプレートに埋め込む。
template_key
テンプレートを指定するために用いる。Store内にあるTemplate型またはString型のValueを指すキーである必要がある。
current_directory
resolveヘルパーの基準となるディレクトリを指定するために用いる。
{type: EntryDirectory}なら、JobのEntryファイルがあるディレクトリを指定する。{type: Path, path: (文字列)}なら、pathの値によって指定する。
入力の型がJSONだがObjectではないときの挙動
入力の型がObjectではない場合、テンプレート内でその値を指定することができないためそのままだと実質的に無意味になってしまう。そこで、Object以外の場合は{(型名): (元の値)}のようなObjectに変換してからテンプレートに渡す。
以下に例を示す。
Null
null → {"null": null}
Bool
true → {"bool": true}
Number
42 → {"number": 42}
String
"hoge" → {"string": "hoge"}
Array
[1, false, {"key": "value"}] → {"array": [1, false, {"key": "value"}]}
ビルド変数
Objectをテンプレートに渡す際、ビルド時の環境の情報を加えてから渡す。追加される情報は以下の通りである。
build.datetime: String - ビルドした時刻をRFC3339形式の文字列にしたものbuild.year: Number - ビルドした年build.month: Number - ビルドした月build.day: Number - ビルドした日build.hour: Number - ビルド日時の時の部分build.minute: Number - ビルド日時の分の部分build.second: Number - ビルド日時の秒の部分